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購入した音楽機材レビュー、音楽関係の記事まとめ

【機材レビュー】Mesa Boogie MINI Rectifier 25 Head 

今回紹介する機材は小型ギターアンプ

MESA BOOGIE 

MINI RECTIFIER TWENTY-FIVE

言わずとも知れたハイゲインアンプの代名詞

Rectifierシリーズの小型版です

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赤く光るのよきです

発売日は2011年ともう10年近く経ちそうですが

アナログ機器の音質というのは衰えず

今も人気の高いアンプです

 

スペックは下記の通り

重量:5,5kg

パワー管:EL84 x2

プリ管:12AX7 x5 

2チャンネル 個別EQ

モード切り替えに[clean-pushed]  [Vintage-Modern]

出力切り替え10w/25w

Effect loop (背面スイッチでバイパス切り替え)

 

とかなり良いスペック

フットスイッチはチャンネル切り替えのみ

モードも切り替えれたら最強でしたね〜

 

Mini Rectifierは見たかぎり2つ種類があるみたいで

背面のfx loopのバイパス切り替えがある初期型と

シールドを入れるとfx loopがオンになる現行品があるみたいです

 

初期型には10w時に発振する不具合があったとか・・・

自分のは特に問題なく使えていますし

自宅ではloopにシールドを挿しっぱなしなので

この切り替えスイッチは地味に有難かったりします

 

サウンドはrecti譲りの綺麗なクリーン、ドンシャリした

ハイゲインディストーション

整流管がなかったり、パワー管が違うので

比べれば音の差異があるかも知れませんが

Miniの方も良いサウンドであることは間違いありません

(海外の方で詳しく比べているのでそちらをご参考に)

 

サウンドサンプル

 

録音機材

GIBSON sg burstbucker リア

Mic JTS PDM-57

UR-22C

cleanから順番にgainを90度くらいづつあげてます

(その都度volumeも調整)

EQはすべて真ん中

フットスイッチでCH2に切り替え

最後は10ワットにきりかえてます

 

個人的にはcleanチャンネルpushedのクランチのサウンドがとてもよく

MIDを程よく調整すればブルースなんかも気持ちよく弾けます

マーシャルやフェンダーアンプみたくEQに癖がないのでとても扱いやすいのです

 

vintageモードもプレキシ感のあるきめ細かいディストーション

非常に使いやすい!!

modernはかなりのドンシャリサウンド

ノイズゲートとブースターを加えればdjentなんかも気持ちよく楽しめそう

 

ちょっと気になったのがvintageとmodernの音量差でしょうか

スイッチを切り替えると再度volumeを調整する必要が出てきます

(サンプルでは切り替え時にハウリングを起こしそうになってます)

曲中に切り替えることはないので問題なしですが

modernは音がデカ過ぎて自宅での使用にはかなり気を使いそうです。

 

それと10wのモードは音量が下がると同時に音が引っ込んで

25wと同じくらいの音量にしても、25wの方が明らかに

音の出が早くいい音に感じました

 

総合的にみても自宅、スタジオ、ライブと使える最強のアンプ!!

しばらくはお世話になりそうです♪