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購入した音楽機材レビュー、音楽関係の記事まとめ

【機材レビュー】Marshall JCM2000 DSL401

今回紹介するのは定番ギターアンプMarshall JCM2000-DSL401です。

 

機材紹介用に使えたらと思い購入しました。

 

 

JCM2000は今でもスタジオやライブハウスで見ることのでき、大体のギタリストが使ったことがあるのではないかと思います。

 

個人的には一番使いやすいMarshallだと思います。

800や900と比べちゃんと歪み、JVMほどつまみがなく操作も簡単、バランスがちょうどいいアンプです。

 

今回はそんなJCM2000の12インチスピーカーを一つ搭載したコンボアンプDSL401を購入しました。

 

製造から大体20年ほどたってますが、このころはMade In Enland製というのがなんかよいですね

 

スペックはこんな感じのアンプです。

・出力:40W
・搭載スピーカー:CELESTION GOLD BACK
真空管EL84x4、4xECC83
・チャンネル:Clean/OD1/OD2
・その他:リバーブ、FXループ、D.I OUT、スピーカーセレクター(8Ωor16Ω)

・重量:約23kg

         

40ワットの真空管アンプなのでライブなんかでも使えるスペック

マスターのボリュームがあるので自宅での使用も何とか大丈夫そうです。

 

スピーカーセレクターがついているのもよいですね

スピーカーを交換して、簡易キャビネットにしようと考えています。

 

とりあえずサウンドテスト動画を作ったので張っておきます

 

 

(ボイスロイド使っているのは布教的な感じなのでお気になさらず・・・)

 

サウンドはやはりマーシャルの音

 

EQの効きが良いので極端なセッティングのほうがいいサウンドになったりします。

 

自分はクリーンでのトレブルはがっつり下げてミドルでサウンドを調整する派です

ODチャンネルではトレブルを12時以降、ミドルとベースでバンドのサウンドに合わせていました。

 

雑誌で紹介されていたアーティストのセッティングとかも結構、極端なセッティングされている方が多かった覚えがあります。

 

動画にも音を載せましたが、明らかに「ジー」といったノイズがでており

クリーンでギターをつながなくてもマスターボリュームを上げると出てきます

 

真空管も確認しましたが、おそらくオリジナルのものがそのまま使われています

 

 

 

20年間たっていて、整備されていなければ、不調が出るのが当たりまえですかね・・・

 

もし、DSL401の購入を検討されている方がいれば、状態をしっかり確認した方がよいと思います。

 

自分はオーバーホール前提で購入したので後ほど専門店に出そうと考えてます。

 

やっぱりスタジオのサウンドが家でも出せるのはとても落ち着きます。

実家のような安心感というやつですね。

 

以上。

 

・・・追記

アンプのオーバーホールが終わったので

 

某有名リペア屋さんに頼んでいろいろ見てもらいました

 

・・・結果は問題なく直りました!!

行ってもらったのは

・ポット交換

真空管の足の研磨

・はんだのつけなおし

・各パーツの研磨

・ブリッジダイオードの交換、等々

 

ノイズの大きな原因はわからなかったものの、もろもろの洗浄で大きなノイズは消えました!!

 

これは正直に言われたところですが・・・

 

前にもこの型番を預かったことがあるらしく・・・

この年代のマーシャルは基板のアースやらなんやらの引き回しが設計者目線だとあまりよろしくないらしく・・・

 

無音時に通常だと消えるはずのかすかなノイズなどが残ってしまうそうです

 

自分みたいな明らかに大きいノイズは消すことができますが、微妙にノイズがでるのは仕方がないことみたい

 

ただ、自分はこれ以外のDSL401も触ってきましたが、特に問題のない個体も見てきました

(自分のは自宅環境でアンプに耳を近づければわかるくらい、気にはなりませんでした)

 

もう20年たっているアンプですのでやっぱり個体差には気をつけた方がよさそうです。

 

では今回はここで。

 

現行品だとDSL40Cが近そうです