今回紹介するのは登場したてほやほやの新製品
ZOOM G2 FOURです。
ペダル付きのG2Xもあります。
自分はG3が初めてのマルチエフェクター、
その後MS50Gを愛用していたため、ZOOMのマルチエフェクターはとても好きです。
外箱
内容物はこんな感じ
込み入った説明書は付属しませんでした。
操作性もうりですので・・・まぁ説明書いらずに使い方は理解できました。
あとはPC、スマホと接続するTypeCのケーブルは付属しません。
これもスマートフォン持っている人なら一本くらい持ってるのでまぁ・・・
全体的に余分なものはなくしてコストカットしている印象
業務用みたいな感じで自分は好きです。
あとからHandy Guitar Lab for G2 FOURというアプリでエフェクトも追加できるみたい
(投稿時は見つけられませんでした。が
12/15に配信しているようでしたので(IOSのみ確認)インストールしました。
一番最後に使用感を追記しておきます・・・追加エフェクトはまだでした。)
ちゃんと電源スイッチがついているのもうれしいポイント。
サイドにはphone端子とUSB typeC端子がついてます。
付属のアダプター(AD-16)がセンターマイナス9v500mA
測定した感じは起動時が200mA以下、動作時は約150mAでした。
最近のパワーサプライは独立500mAついてるのも多いので簡単にボードに入りそう
(他社アダプターを使う際は自己責任でお願いします)
そしてなんと新開発のマルチレイヤーIR機能とやらを搭載する最新マルチエフェクター
・ピッキングの強弱に応じて3つのIRを動的にブレンド、新開発「マルチレイヤ―IR」テクノロジー
らしいです。
見た目、価格帯からしてG6の小型版みたいな位置づけでしょうか・・・
搭載アンプもG6と同じ名前のものが搭載されていました。
100種類以上ものアンプ/エフェクトモデルを内蔵し、最大6個(+1ペダルエフェクト)が使用可能
モデルリストは今のところ見当たりませんでしたが、G6のを参考にするといいと思います。
他にもルーパー、リズム機能、インターフェース機能、AUX端子と従来のマルチエフェクターと同様の機能がついています。
個人的におっ、と思ったのが付属ACアダプタ(AD-16)またはUSBモバイルバッテリーで駆動というところ
モバイルバッテリーで動くなら用途がいろいろ増えそうです。
ちなみに先に書いておく微妙な点が一つ・・・
22種類のアンプ/キャビネットモデルと書いてあるのですが・・・
このアンプとキャビネットは分離することができません。
なのでFenderに4x12キャビを合わせたりだとか
IRローダーとして使用するなどといった用途には使えません。
・・・これはSNSを見た感じ、皆さんが指摘していました。
個人的には分離できた方がよりサウンドを作りこめるのであった方がいいです
ただ、IRって沼要素もあるので初心者に合わせるならばない方がすぐにいい音が作れるということも考えられます・・・
ちなみに起動時に接続方法を選ぶので、ここでキャビの有り無しを選択しているのでは?と思いました。
↑起動時の画面です
ちなみに起動速度は結構早め
サイズはこんな感じ
184 mm (W) x 145 mm (D) x 71 mm (H) /707 g
BOSSコン2.5個分ほど
縦サイズは薄目に感じました。
自分はG6はちょっと大きいかな~ということでスルーしていたのでこのサイズ感はとてもうれしいものです。
あと見た目かっこいいと思います!!
つかってみた感想ですが・・・
とにかくアンプモデリングの質がいい!!
ZOOMマルチはG3、MS50Gぶりなのですが、ちゃんと真空管らしいアタックが感じられ、けばけばしたハイ/デジタル感がそれほど感じられない。
そして、ボリュームの追従が良くとても気持ちよく弾けました。
個人的には1959のアンプモデルがとてもいい・・・
HEADRUSHぶりにマルチエフェクターで感動しました。
ハイゲインアンプはさすがにHelix、Fractalのほうが分がある印象
ただ、多弦ギター用やDjent用のオリジナルアンプがあるなど結構メタルよりなサウンドも出しやすかったりします。
オリジナルアンプだとモダンハイゲインを謳うKRAMPUSもとても良いです
ただ、DSP性能が追いついておらず結構きつめ
アンプやリバーブなど処理が重いエフェクトは多くは同時使用できません
エフェクトをコンプ、ドライブ、アンプ、ノイズゲート、ディレイ
とか5つ使うとリバーブはほぼ使用不可になります。
この辺は個々のモデルによってメモリ消費が違うのでちょっと選択に気を使いそうです
この辺はアップデートに期待してます。
実際に操作、簡易録音した動画を作ったので参考にしてみて下さい。
正直使いやすさなどを重視している感じでG6の小型版ではなく下に位置づくようなモデルに感じました。アンプ、エフェクトモデルの品質は高いものの、たくさんのことをやる場合にはDSP不足。そういう方は上位モデルを買った方がいいかもしれません
ただ、アンプ/キャビが一体化のためすぐにいい音が出せる。
これからマルチを触る初心者の方や、アンプモデルくらいしか使わない方などにはお勧めできるマルチエフェクターです。
あとはMS50GやMS70CDR使ってる人でアンプモデルはいらんよ~
ってかたには最新の空間系が使え、パッチ切り替えや単体のオンオフができる
という点でおすすめできます。
今回は以上・・・
Handy Guitar Lab for G2 FOURをインストールしたので追記していきます。
現状は有料で¥160でした・・・
投稿時にはIOSでのみ確認。
私はIpad Air(第四世代)を所持しているのでそちらを使用しています。
接続ケーブルはIpad付属のtypec-cケーブル。
問題なく接続することができ(接続してG2の電源をいれただけ)、なんとアダプター(AD-16)をつながずにIpadのみで給電まですることができました。
一応この世代のAirやPROのIpadは対応のオーディオインターフェースにも給電できるので、そういうタイプの機器は給電もできると思います。
現状追加エフェクトはみあたらず
できることは
・エフェクトの詳細(モデル元、メモリ使用率など)
・パッチの入れ替え
・エディター
・Ipad上でチューナーを開ける
機能などです。
これはタッチ液晶のついたマルチエフェクターの操作感を得られた感じ
そして実際メモリ使用率が可視化されたのはとてもありがたい・・・
ですが、実際アンプ、リバーブの使用率を見ると
アンプ40~71%
リバーブ7~40%
・・・そりゃあ使えないエフェクトが出てきますよね・・・
けれど使える使えないがはっきりしたことによって、選択するのも簡単になります
Editer使用時にはIpadでパラメータの変更もでき、それをしながらg2本体も操作できます
エフェクトのオンオフは上画像のIpadの赤□、本体でもオンオフできるということ
スマホサイズだと見づらいかもしれませんが、タブレットサイズだと非常に扱いやすいです
おにぎり一個分の値段なら許せるオプションだと思います。
追加のエフェクトにも期待!!