おとのぬまちblog.

購入した音楽機材レビュー、音楽関係の記事まとめ

【機材レビュー】HTJ-WORKS Valve Crystal 真空管プリアンプ

今回紹介するのはこちらのエフェクター

HTJ-WORKSのValve Crystalです。

 

最近だとMXRサイズくらいのケンタペダル-Bright Horse-を出し、人気が高まっている

日本のハンドメイドエフェクターブランドさん

 

他機種だとTWO ROCKサウンドにインスパイアされた-Traditional Crystal-という

オーバードライブ/プリアンプもでています。

 

今回はその-Traditional Crystal-に真空管を搭載し、よりアンプそのもの

プリアンプに近づけたValve Crystalの紹介です。

 

説明文にはTR-AMP、JMシグネチャーモデルとの表記がされてます

まぁ、あれです。

個人ブログなので言っちゃうとTwo RockのJohn Mayerシグということでしょう。

 

一応、そのさらにもとになったアンプはDUMBLEっぽい要素もあるらしく

端的に言うとめっちゃ気持ちのいいサウンドのでるプリアンプです。はい。

 

サイズは94×120×34で縦が1BOSSコン、横が1.5BOSSコンほど

真空管が入っているプリアンプと考えれば小型な方だと思います

(ただ、通常の真空管アンプと比べると電源トランスが省略されているみたい)

機能としては基本的なVol、Gain、TREBLE、MIDDLE、BASS加え

MID、DEEP、BRIGHTのEQスイッチを搭載

かなり音が作りこめるようになってます

 

中身は公式ページでみれるのでは貼っときます

開封する際は自己責任でお願いします)

非常にきれいでこちらも見ていて楽しいです

 

アダプターは特に付属せず、12VDCアダプター駆動

自分はクラシックプロのセンターマイナス12vで使ってます。

電源容量は起動時に約450mAほど、平常時は約250mAでした

電源スイッチがついてるのもいいですね(ジャックの横に)

 

簡易録音してみたのでどうぞ

 

弾いて驚いたのが、やっぱりレスポンスの速さ

自宅での使用ですがいいアンプを弾いてる感じがモロにきます

 

Gainをあげた時は軽く歪むくらい

出力が高いPUだとオーバードライブくらい歪みました。

クリーンChをもとにしてるのでがっつりとは歪みませんが

この歪んでるか歪んでないかの境目のサウンド真空管らしさを感じます

 

エフェクターののりも非常に良好

ゲインをあげてのセッティングもできるので

プリアンプをブーストして歪にするか、クリーンをエフェクターで歪みにするかなど

色々できそうです。

 

やっぱりBRIGHTスイッチをオンにした時のきらびやかさがたまりませんね

MIDは中域が上がるのでサウンドが太くなった印象

DEEPは大きな変化がないものの、弾いた感じの体感は真空管特有のコンプ感

がさらに追加された印象を受けました。

 

なので個人的にはMID、DEEPは常時オン、BRIGHTは用途におおじて

GAINは12時以降、ギターの出力に合わせて、といった感じのセッティングが好みでした。

 

今他に所有しているプリアンプPeace Hill FX TR Tube Preampとくらべると

Valve Crystalのほうがタッチの反応がはやく、ちょっと歪ませたニュアンスが出せるので個人的にはいい感じのサウンドが出せます。

 

逆に、比べるとTR Tube Preampは大人しめの印象、使いやすさで言うとこちらもあり

Peace Hill FX TRからも同モチーフだろうTRJMが出てるので機会があれば試してみたいものです。

 

ただ、Valve Crystalのほうが、弾くの難しいですね・・・

あれです、良いアンプは弾いた感じそのままを出すので、ちょっとミスがでると

それがそのままでちゃう感じ・・・

一人で弾くならめっちゃ気持ちよく弾けます

 

真空管サウンドがこう掌で扱えるようになったのはほんといい時代になりましたね・・

エフェクタービルダーさんにはほんと感謝しかないです)

 

こちらがHTJ-WORKSさんのホームページ

HTJ-WORKS

基本オーダーですが、たまにショップオーダーもあるので楽器屋店頭でも見る機会があるかもしれません

あとは見た目もオーダーできるのもいいポイント

 

今回は以上。