おとのぬまちblog.

購入した音楽機材レビュー、音楽関係の記事まとめ

MUSIC NOMAD ( ミュージックノマド ) MN667 ギター用ナットファイルを買ってみた話

どうも皆さんこんにちは

今回は前回紹介したギターの調整用に新しくナットファイルを買い直したのでその紹介をしていきます

MUSIC NOMAD ( ミュージックノマド ) ナットヤスリ 010-042セット

セットで購入したので収納ケースが付属していました

 

前回紹介したギターは低価格帯、ナットの高さがかなり高く、演奏面をもっと改善できそう

自分は今まで魚地球のナットファイルを使用していましたが知人からMUSIC NOMADがおすすめとのことで試しにギター用1セットを購入しました

 

購入したセットはスーパーライトゲージ用のナットファイル MN667

サイズは10、13、17、24、32、42の6本セット

スーパーライトは基本09、11、16、24、32、42のゲージですが

MUSIC NOMADのナットファイルは17以下が10、13、17のみなのでこうなっているみたいです

 

自分がナットを切ったり、弦のゲージを変更していた経験からは

.001、.002の誤差、例えば09‐42のナットに10‐46をつけても弦をなじませてグリス等を塗れば特に問題を感じたことはありません

ただ逆の10‐46に細い09‐42を付けた場合、細いプレーン弦は問題ないですが

巻弦の46あたりはたまに弦が暴れすぎてバズが起きた経験がありした

10‐46のセットもラインナップにありますがアコギでも使えるように今回はスーパーライトを選択しました

 

では実際に本体を見ていきます

Music Nomadのナットファイルはダイヤモンドコーティングを採用した丸い形の刃をしたやすりになっており、
刃自体の厚みもしっかりあるので曲がることもなく、溝のカットと仕上げを同時に行えます

また特徴的なのは刃とハンドルで構成されているため使う際に持ちやすいです

画像右が定番のナットファイル魚地球のもの

また従来の物は10ゲージくらいの薄いものは曲がってしまうこともありましたが

その曲がるということが起きないのも良ポイントです

上下が刃のやすりになっているため色んな箇所で削ることができるものの

持つ際に手が痛くなることが難点でした

調整では問題ないですが、ナットを1から切るとなると…

試しにおいてみると持ちやすくて良い感じ

 

そして実際に前回紹介したヘッドレスギターの調整をしようとしたところ…

まさかの持ち手が邪魔してナットが切れない…

と一瞬思いましたが、ホームページをみると刃を取り外して使用可能とのこと

刃を外した状態でも上面が平らになっているため意外にも持ちやすく問題なく加工ができました!!

実際に加工後(1弦のみ)がこちら

写真でも他弦と高さの違いが明らかです

ここから全体的に高さを合わせて完了です

この辺のセッティングにはそれぞれ好みがありますが、

自分は弦が太くなるのに合わせて徐々に高めにしていく感じにしています

 

低価格帯のギターだと1㎜以上の隙間、削る余裕があることもあり

そこから0.5㎜削るだけで演奏性が段違いに変わります

 

MUSIC NOMAD で実際切った感想ですが

本当に、良く切れる、他と比べると切れすぎるといった感じ

最初は魚地球を使っていた感触で切りましたが、想定よりも切りすぎてしまいました

普段余裕をもって切っているので音詰まりが出るレベルではなかったのが幸い

2、3回軽めに往復したら弦を戻して確認、それを繰り返すのがよさそうでした

切れ味が良いのでナットだけでなくレスポールのサドルにも最適そうです

 

今はアコとベース用に魚地球を使っていましたが次使うときはMUSIC NOMADに切り替えようかなと思うレベルに良かったです!

 

 

HEX Guitars Z507 機材レビュー コスパ最強7弦ヘッドレスギターを買ってみた

どうも皆さんこんにちは

今回は気になっていたギターを購入したのでその紹介を

 

購入したギターはこちら

HEX Guitars Z507です!

HEX Guitars は近年コスパのよい機材を出している韓国発のブランド

国内の代理店はGeek IN Box、その系列店のTONIQが取り扱い

ブランドは韓国ですが製造は自社のインドネシアにて行っているそうです

ホームページをみると8年以上の歴史があるそう

同じ見た目でHils guitarsというブランドもあります

これはHexのアメリカ、国際市場向けのブランドのようで

Hils guitarsのホームページにはそのことと、2000年代初頭から多くのブランドのOEM製造基となっていたみたいなので製品の品質も信頼できそうです

 

本機はヘッドレスタイプの7弦ギター

スペックはこんな感じ

・ネック:ローステッドメイプル
・指板:ローズウッド
・ナット:ボーン
・ラディアス:12インチ
・フレット:ステンレス 幅約2.7㎜ 高さ約1.2㎜
・スケール:25.5-26.5
・ボディ;マホガニー
・PU:オリジナルセラミックハムバッカー+アクティブ回路
・コイルタップ付き

マルチスケールのヘッドレスギター

25.5‐26.5のスケールでLowBの鳴りも良好で演奏もしやすいです

ネックや指板の材がこの価格帯ながらローステッドメイプルとローズウッドを採用

フレットはステンレスフレットで計測したところサイズはJESCAR 47104-Jim Dunlop 6155に近い感じ

全体的にモダンなスペックになっています

ボディもオリジナルで抱えやすく、縦目の状態で太ももにも乗せられる形状

個人的にボディ下部のゴム足がすごい良いです

床においても安定感が強く、自分は机横にそのまま立てかけて置いています

ヘッドレスですがヘッドピース上部にも木部があるためクリップチューナーや首掛けのスタンドにも掛けることが可能なのも良き

 

ヘッドピースとブリッジはこんな感じ

どちらかというとHIPSHOTのタイプに近い感じで一般的な弦が使用可能です

弦はボールエンドをサドル下に引っ掛けるタイプ

一度交換しましたが、回す個所の滑りは特に硬すぎな感じはせず、

ただ回す量が多く指が痛くなるのでクロスや布を纏わせながらやりました

 

 

ケースは若干のクッション厚があり、ネックピローも付属

シンプルな感じが良く、持ち運びしやすいです

下はギター用のギグバック

 

アンプに繋いでならしてみるとサウンドは硬め、ドンシャリな印象

見た目通り歪ませるとタイトなサウンドが気持ちよく出せます

触った感じネックは薄く、ややかまぼこ型

見た目の通りメタル系のジャンルに相性がよさそうです

 

微妙な点を挙げるとすれば…

商品説明にはピックアップはアクティブとありますが中身をみた所

パッシブピックアップにアクティブの基板を接続されており

9vの電池配線も黒の箱から出て、ボリュームポットから黒箱⇒アウトプットに配線が入っていました

そのため仕組みはEMG、Fishmanとかのアクティブではなく

アクティブベースやジョンペトルーシモデルのようなパッシブ+アクティブ回路です

ここは微妙な所の一つ

アクティブがダメなのではなくオンオフを切り替えさせてほしかったところ…

そしたら内臓ブースターとしても使えますし、万が一の電池の消耗を気にする必要がなくなります

 

あとはナット高が高すぎる点があげられます

ボーンのナットを採用しているのは良いポイントですがその高さがかなり高め

6‐7弦が高い分には問題ないですが3‐5弦がそこより高くアンバランス

買った時点でのローポジションの演奏性はいまいち、ここは値段相応な感じでした

 

ただ、触った感じのバリや音詰まり等は感じられず、

パッと見たエッジ処理や塗装などは良い感じに仕上げられているため

10万以下で買える多弦ヘッドレスギターとしては最強だと感じました!

Ibanez アイバニーズ) PWRS6 POWER STOKE買ってみた【機材レビュー】

どうも皆さんこんにちは

最近は新しくエフェクターボードを作ろうと思案しており

その一つとしてパワーサプライを購入したのでその紹介を

 

購入したパワーサプライはこちら

Ibanez ( アイバニーズ ) /PWRS6 POWER STOKE

 

2025年に発売されたIbanezのパワーサプライ

特徴としては

・薄型のコンパクトタイプ

・6ポート・フル・アイソレーテッド出力

・9v500mAを3つ搭載

・2ポートは9-12-18の可変機能付き

・電源入力15-24v 付属品はケーブルIECタイプ、分離しケーブルの途中が大きくなっているタイプ

・別売りもしているツイストDCケーブルが6本付属

といった感じです

 

類似機種を上げると

K.E.S ( ケーイーエス ) / KIP-001

STRYMON ( ストライモン ) / Ojai

等があります

 

サイズの違いは

KES 001 80 x 80 x 25mm

STRYMON  Ojai 81×58×33mm

PWRS6 92mmx88mmx 29mm

ポート数はKES001とSTRYMON  Ojaiが5つ

Ibanez PWRS6が6つ

横幅が少しある分PWRS6は6つのポートを搭載

また入力電圧は

KES001は12v プラグ部に変換部があるタイプ

STRYMON  Ojaiは24v、PWRS6は15-24v ケーブルが3ピンIECタイプで分離可

変換部がケーブルの途中にあるタイプです

 

購入した理由としては小型で今使いたいペダルが6あるという所

そして電源アダプターがIECのケーブルタイプにしたいという点もあります

いままでパワーサプライは一般的なACアダプターでしたが

環境によっては電源タップにつかなかったり、隣に干渉してつけづらかったりと

次買うなら電源ケーブルタイプンにする!と考えていました

正直Ojaiも検討していましたが値段と可変が…という所で考えていたところ

PWRS6を発見しました

 

類似品にnux ZEUS Jr.というパワーサプライもあります

スペックはみた所同等、おそらく製造元が同じと推測

Ibanezの方には別売りもしているIbanez DCT twisted DC cableが付属するということで

最終的にPWRS6を選択しました。(あと見た目)

 

実際に簡易ボードに組んで使ってみました

下に足をつけて貼り付けています

(足と同じ高さにしているので保護目的で一旦マスキングテープ付けています)

ボードによっては底面にもつけられる良いサイズ感

デジタル混合、真空管エフェクター搭載の環境ですがデジタル特有のノイズは皆無

これの前にAmazonで購入した格安アイソレートパワーサプライを使っていましたが

そこで出ていたサーというノイズが全くでなくなったのでノイズ面は大満足

 

電圧は単体のケーブルから計測して9.24v

他に4つのエフェクターを接続した段階でも9.24vと安定した出力をもっています

DCケーブルはOFC導体で金メッキプラグ

程よい硬さで取り回しも良く使いやすいケーブルです

 

電源ケーブルは3ピンで取り外しできる部分が約40㎝、変換部からは約150㎝

実際に使ってみると電源タップの場所を気にせずに使えるのでとても快適

長さも手持ちのケーブルで変えられるのでこちらのタイプを選んで正解でした

電源アダプターの出力は15vの4A 公式サイトではカレントダブラーの仕様は推奨されていませんがデジタル機材をつないでも安心できるA量

 

他にも選択肢はありましたがちょうど安くなっており、KESの001とOjaiの間くらいの値段で購入できたのでとても満足しています

では今回はここらへんで

 

 

 

 

 

sobbat FUZZ Breaker FB-1R ゲルマニウムトランジスタ搭載の国産ファズペダル!【機材レビュー】

どうも皆さんこんにちは

今回も購入したエフェクターの紹介をしていきます

Sobbat FB-1R FUZZ Breaker 

以前紹介したFB-2R

こちらのゲルマニウムトランジスタ版のファズペダルです

両機ともに1995年に発売、その後限定生産で復刻しているようです

 

FB-1RはオールドファズらしいVolumeとFUZZの二つのつまみに加え

TONEを切り替えるスイッチ、BIASコントロールを搭載

2015年に復刻したモデルはDCジャックを搭載しているみたい

なのでついていない本機はそれよりも古いモデルと思われます

 

TONEスイッチはLOW-HIGHがあり歪みを軽くした時のハイ落ちを防ぐみたい

ちなみに2015復刻のモデルはBrightとFatの表記になっています

 

基板はFB-1Rと近い見た目でした

FB-2Rと似たような基板でパーツもオールドファズらしく必要分だけ

トランジスタは同様に型番が消されており判別できず

 

では実際に音を出したのがこちら

サウンドはTHEファズ

ざらつき感があり荒々しさがゲルマニウムらしいです

つまみをすべて前回にするとかなり太いサウンド

ハムバッカーのPUだとかなりブーミーな印象

ただFUZZつまみの歪みの効き方がよくちょい下げにすると気持ちの良い感じ

 

TONEスイッチはボリュームを下げると音の変化がわかりやすく

バイアスつまみは下げるとぶちぶち感も出すことができます

良質なファズペダルでした

 

では今回はここらへんで

 

Wampler Pedals Mini Ego CompressorとSTRYMON COMPADREを買ってみた話【機材レビュー】

どうも皆さんこんにちは

コンプレッサー沼に片足を突っ込んでいた者です

 

今回は沼の中から探したコンプレッサー2機種が手元にあったのでそれらの紹介を

 

STRYMON ( ストライモン ) / COMPADRE

Wampler Pedals Mini Ego Compressor 

です

 

両社とも近年人気の高いエフェクターブランド

strymonは今や定番リバーブペダルにもなったblueSkyを筆頭に

デジタルからアナログ、パワーサプライまで高品質なペダルをラインナップ

 

Wamplerは2000年後半からハンドメイドでペダルを製作しているアメリカのブランド

ケンタウロス系のTumnusでその名を知りました

レクチ系のハイゲインペダルTriple Wreckも人気が高いみたいです

 

今回のコンプレッサーで選んだポイントは

・原音/ドライミックスがついている

・どちらかというとモダン、ラック系のナチュラル寄りでかけっぱなし前提

・ただパコパコ的なパーカッシブサウンドもだしたい

という感じ

前回紹介したHTJ-WORKS VINTAGE CORE COMPRESSOR

良いコンプでしたがROSSっぽいのが合わず買い替えを検討したところです

 

STRYMON COMPADREはコンプレッサーとブースターの2in1ペダル

コンプセクションは2ノブとDRYつまみ

コンプの設定は一つのつまみで行いますが、

オートシュレッショルド設計とのことでつまみ一つの操作でいい塩梅にしてくれるみたい

回路の仕組み自体はアナログVCAとのこと

squeezeとstudioの切り替えスイッチでラック系かペダル系の選択が可能

ブースターはつまみ1つでシンプルな構成ですが3種のクリッピングスイッチと

歪加減を切り替えるdirtyスイッチ、cleanスイッチを搭載

 

Wampler Pedals Mini Ego Compressorは同社から出ているEgo Compressorの小型版

Ego Compressorはアメリカのアメリカでの業界標準と謳われるほどの人気機種

国内での説明文にはナチュラルさを推していますが、アメリカのホームページをみると

ナチュラルとカントリーという言葉が目につきます

要するにナチュラルなサウンドから圧縮されたコンプのサウンド

そして真空管ライクなコンプ感を得られる素晴らしいペダルということだと思い候補に選びました

miniになるとATACKとTONEのつまみがスイッチになります

なるべくシンプルなコンプが欲しかったこともありminiを選択

 

実際に音を比べて出したのがこちらの動画になります

STRYMON COMPADREはナチュラルなすっきりとした印象のコンプ

squeezeモードにするとコンプの効きがぐっと深くなります

モードを変えてもキャラクターはそこまで変わらず、ペダルコンプのような味付けは薄目な印象 

最初弾いたときはstudioモードのコンプ感が深くなっただけかなと感じました

DRYのつまみは原音を0‐100で調整するのではなく、徐々に原音をブレンドしていくみたいで上げていくと原音がまざり音の芯が出ていきます

studioはノイズが少ないと感じましたがsqueezeモードは普通にコンプ特有のノイズが結構乗っていました

味付け感が少なく、ラック系みたくかけっぱなしでサウンドを整える感じが一番使えそうです

 

Wampler Pedals Mini Ego Compressorは設定をやや高めで音を出してびっくり!

良い!(小並感)

ペダルコンプのようなパコパコしたサウンドでありながらナチュラルさ、ヌケの良さを保ったサウンド

真空管っぽいコンプ感があり音がワンランク上になったような感触

コンプを上げても音が細くなりすぎないのでダイナコンプ系の良い所を掬ってとったような印象をうけました

COMPADREと比べるとスタジオ系みたくドナチュラルというわけではなく、音がハイに伸びるような味付け感があります 

ただ、BLENDつまみで原音とのバランスを変えられるのでナチュラルさを保ったサウンドも可能

 

miniのスイッチの変化も分かりやすかったのでPUの種類によってTONEを切り替え

パーカッシブなニュアンスを強めたいときにATTACKスイッチを切り替える

つまみが多いコンプレッサーでは音作りに時間がかかっていたので

miniだとセッティングに迷いが出なくなるのでこちらで正解

かけっぱなし前提でアンプで調整するなら気にならない感じです

 

業界標準と謳われるのが納得のサウンド

自分の中でカッティングに最適解なペダルとなりました

 

では今回はここらへんで

 

 

 

HTJ-WORKS VINTAGE CORE COMPRESSOR 国産ハンドメイドコンプレッサーを買ってみた 【機材レビュー】

どうも皆さんこんにちは

今回は購入したエフェクターの紹介を

 

エフェクターはこちら

 

HTJ-WORKSさんのコンプレッサーになります

two rock系のプリアンプtraditional crystal等で有名なハンドメイドブランド

自分も以前に真空管搭載プリアンプのValve Crystalを使用していました

 

今回紹介するVINTAGE CORE COMPRESSORはOTAタイプ

いわゆるROSSタイプのコンプを基にしているコンプレッサーです

中を見るとLM13700が採用されていました

3080等の代わりとして最近のコンプレッサーペダルで使われていることが

見られる現行品のICです

 

ビンテージサウンドを基にされていますが、つまみの多さでわかるようにコントロールが多彩になっています

MIXコントロールが搭載しているのが特徴的

MIXコントロールもただのDryミックスではなくプリアンプのtraditional crystalのトーン

を基に真空管ライクな感じも意識しているなどこだわられているみたいです

最近のコンプレッサーペダルではMIXやBLENDつまみが良く搭載されていますが

コンプの種類的にはナチュラルなラック系が多いです

そんな中でヴィンテージの風合いを残しながら現代的な使いやすさを持ったペダルというわけです

 

コントロールはコンプレッサーとして基本的なSustainとAttackつまみ

ローパスフィルターのToneと入力感度を調整するSensスイッチを搭載

Sensスイッチは説明書を見ると

High-中音域を強調

Stock-ノーマル

Low-Bassを強調

機材に合わせていじるとよさそうです

 

実際に音を出してみたのがこちら

 

MIXつまみがあるのでがっつりとコンプをかけても良い塩梅を調整しながら芯のあるサウンドが良い感じです

バッファ的なかけっぱなしの使い方でもいけそう

MIXは振り切るとコンプ/原音どちらかの音になってる感じ

 

Sensスイッチがしっかりと効きますのでシングルコイルで音が細すぎるな~

というときはMIDが強調されるHigh側にすると原音に近く音作りがしやすかったです

このSensスイッチがはっきりと音の変化がわかるので使っている感じ

シングルコイル⇒High

ハムバッカー⇒Stock

ベース⇒Low

と機材に合わせた使い方ができます

OTAのコンプレッサーなのでパコパコっとしたサウンドも出しやすいのが好感触

ダイナコンプと比べるとノイズも控えめな印象です

名前の通りのビンテージ感もありながら現代的な使いやすさもあり良いコンプレッサーでした!

 

では今回はここらへんで~

 

 

 

 

History Z1-CFS Coolz コスパ最強日本製ギターを買ってみたので、オーバーホールしてみた

どうも皆さんこんにちは 

今回はストラトキャスタータイプのギターが必要となり

色々調べた結果コスパ最強と思われるギターを購入したのでその紹介をと

 

購入したギターはこちら

History Z1-CFSになります

 

historyはブランドしては長いので知っている方も多いと思います

全国的に展開している楽器店、島村楽器さんのオリジナルブランド

Historyのブランド自体は2000年以前からあるみたい

 

Made in Japanの日本製ギター

製造工場は過去にはFenderを製造していたフジゲンとなっており

クオリティは間違いない楽器です

 

今回は紹介するギターは2001年のカタログで確認することができ

ブランドの名前はHistory、シリーズ名がCoolzで

型番はZ1-CFSです

 

 

現在、島村楽器さんのホームページで公開されているカタログを見て

日本製、同等のスペックで調べると

 

2001年はマッチングヘッド

2005年だと一般的なSTタイプ

2008年からはCoolzブランドになり名前がZST-1になっています

以降はZST-10Rと名前が変わっていくものの基本スペックは大きく変わらず、引き継いでいます

ただ、現在Coolzブランドは廃盤になってしまい……

 

ストラトタイプのギターはHistoryブランドで展開、価格が低い順に

・HST-Performance 中国製

・HST-Standard 日本製 フジゲン楽器

・HST-Premium 日本製 Tsubasa Guitar Workshop

とラインナップがあります

 

今回紹介するZ1-CFS 

基本的なスペックはこちら

ネック:Maple 1p (Smooth Grip Type)
指板:Rosewood
ボディ:Alder
フレット:CFS 22フレット
ペグ:SD91-05M マグナムロック
ジョイント:ヒールカット

 

当時のカタログ定価は¥65000(税抜き)

王道スペックのストラトタイプのギターになっており

低価格ながらボディ材にはアルダーを採用

光を当ててみると3ピースの木材で作られており

木材の合わせる間隔もきれいにそろっておりかなり好印象

少し調べた感じ、近い年代で木目が見える型番は2ピースの個体があるみたいです

 

アルダー材はFender日本製だと中、上位グレードでしか採用されていないことを考えるとコスパが高いな~と

 

ピックアップの座繰りも弁当箱サイズではなく3シングル

ピックアップはおそらくアルニコタイプの一般的なシングルコイル

ペグはロックタイプのペグ

ブリッジはずっしりした質感、サドルもプレスタイプのもの

サドルのピッチは約11.3㎜とビンテージタイプ

こういったパーツすべての品質が安っぽさを感じさせず

現行品のギターだと10万越えのギターに搭載されているようなパーツ類です

塗装、木工の品質も高く、とてもきれいに仕上がっています

 

フレットサイズはやや太目

CFS-サークルフレッティングシステムを搭載しているため直線を当てると隙間ができます

ネックシェイプはよくあるCくらいで厚みも標準的

指板ラディアスは約9.5Rとややフラット目

 

パーツ類もそうですが総合的な品質がすごい高い

この個体に関してですが、まずネックの状態が非常に良いです

ギターの不具合としてなりやすいハイ起きの症状も全く感じられず

20年経ったこともあり、かなり安定しています

 

このグレードのHistory、Coolzの執筆時の中古相場は4-6万円ほど

自分は結構な本数触ってきましたが、5万円以下で買えるギターとしてはこのシリーズが一番品質が高いと思っています

 

では今回はここらへんで