どうも皆さんこんにちは
今回は前回紹介したギターの調整用に新しくナットファイルを買い直したのでその紹介をしていきます


MUSIC NOMAD ( ミュージックノマド ) ナットヤスリ 010-042セット
セットで購入したので収納ケースが付属していました
前回紹介したギターは低価格帯、ナットの高さがかなり高く、演奏面をもっと改善できそう
自分は今まで魚地球のナットファイルを使用していましたが知人からMUSIC NOMADがおすすめとのことで試しにギター用1セットを購入しました
購入したセットはスーパーライトゲージ用のナットファイル MN667
サイズは10、13、17、24、32、42の6本セット
スーパーライトは基本09、11、16、24、32、42のゲージですが
MUSIC NOMADのナットファイルは17以下が10、13、17のみなのでこうなっているみたいです
自分がナットを切ったり、弦のゲージを変更していた経験からは
.001、.002の誤差、例えば09‐42のナットに10‐46をつけても弦をなじませてグリス等を塗れば特に問題を感じたことはありません
ただ逆の10‐46に細い09‐42を付けた場合、細いプレーン弦は問題ないですが
巻弦の46あたりはたまに弦が暴れすぎてバズが起きた経験がありした
10‐46のセットもラインナップにありますがアコギでも使えるように今回はスーパーライトを選択しました
では実際に本体を見ていきます
Music Nomadのナットファイルはダイヤモンドコーティングを採用した丸い形の刃をしたやすりになっており、
刃自体の厚みもしっかりあるので曲がることもなく、溝のカットと仕上げを同時に行えます

また特徴的なのは刃とハンドルで構成されているため使う際に持ちやすいです
画像右が定番のナットファイル魚地球のもの
また従来の物は10ゲージくらいの薄いものは曲がってしまうこともありましたが
その曲がるということが起きないのも良ポイントです
上下が刃のやすりになっているため色んな箇所で削ることができるものの
持つ際に手が痛くなることが難点でした
調整では問題ないですが、ナットを1から切るとなると…

試しにおいてみると持ちやすくて良い感じ
そして実際に前回紹介したヘッドレスギターの調整をしようとしたところ…
まさかの持ち手が邪魔してナットが切れない…
と一瞬思いましたが、ホームページをみると刃を取り外して使用可能とのこと

刃を外した状態でも上面が平らになっているため意外にも持ちやすく問題なく加工ができました!!

実際に加工後(1弦のみ)がこちら
写真でも他弦と高さの違いが明らかです

ここから全体的に高さを合わせて完了です
この辺のセッティングにはそれぞれ好みがありますが、
自分は弦が太くなるのに合わせて徐々に高めにしていく感じにしています
低価格帯のギターだと1㎜以上の隙間、削る余裕があることもあり
そこから0.5㎜削るだけで演奏性が段違いに変わります
MUSIC NOMAD で実際切った感想ですが
本当に、良く切れる、他と比べると切れすぎるといった感じ
最初は魚地球を使っていた感触で切りましたが、想定よりも切りすぎてしまいました
普段余裕をもって切っているので音詰まりが出るレベルではなかったのが幸い
2、3回軽めに往復したら弦を戻して確認、それを繰り返すのがよさそうでした
切れ味が良いのでナットだけでなくレスポールのサドルにも最適そうです
今はアコとベース用に魚地球を使っていましたが次使うときはMUSIC NOMADに切り替えようかなと思うレベルに良かったです!






















