どうもこんにち!
今回はギターのリペア回です!!
リペア元になるギターはこちら!!
KIllerのKG-Scaryです!!
いやー見た目がとってもかっこいい!!
ラウドネス(LOUDNESS)のギタリスト高崎晃氏で有名なKiller
その中でもKG-ScaryはEARTHSHAKER ギタリスト石原"SHARA"愼一郎氏のモデルとして登場しました。
現行品は2023/9月現在では生産完了品
ただ今回リペアするのはおそらく初期らへんのKillerのギターになります。
多分90年台くらいのものかな?
一応調べた限りの初期かどうかの分け目は
・ネックがバーズアイかどうか
これで前後期を分けられるみたいです
パーツ類だと
ペグ、ブリッジをSCHALLERを使っているとかとか
現行品はGOTOHペグやフロイドローズ
(昔のサイト漁ると2000年代からもうゴトー、フロイド)
後はディープインサートジョイント、
Killerギターの特徴の一つですね
ここのネック厚?というかPUポケットですねここが初期は浅い(ネック側が厚い)みたいです。
なのでPUを他のに載せ替えようとするとマグネット等が干渉するみたい
・・・これが今回のメインリペア要素です!!
というか昔のKillerのギターのことを、今回を機に調べたのですが中々に検索結果に表れず難航しました・・・
最後に、現行のScaryと異なる点をもう一つあげるなら
ネックが多分VUシェイプです!!明らかに上が角っぽくて段々と普通な感じに
これもKillerギターでよく採用されているシェイプ
Scaryは2000年代ごろからThin Uシェイプを採用してるのでここが違う点です
では長くなりましたが、まずこの子のリペアしなければいけない症状をご紹介
まずは前述したPUポケット
ここがEMG搭載のために雑に削られている・・・
だけならいいんですが問題は削られすぎてネックが薄くなってしまってます
このままだといつ、ぽきって折れて目も当てられなくなるか・・・
同様にリアPUも削られ・・・ここは下まで貫通してしまっています・・・
Oh・・・
最後にここ
明らかに隙間が空いていますが、ネックとボディを取り付けるねじ穴がガバガバ
なのでしっかりと固定できずに弦の張力に負けて引っ張られてしまいます
と、リペア箇所はこんなところです。
いや~手間かかるな~
幸いネックはそんなに変ではなく・・・
ロッドが緩み気味ですが、ネックがちょい逆ぞりくらい
トラスロッドは問題なく効くのでまずは弦を張って真っすぐに もってけるかどうか
あとはついでにPUはパッシブに戻します。
EMGは初期のKillerには入らない!!
いや、ちゃんとした工具でやれば多分貫通させずにEMGは乗っけられそう
ですが削るの大変だと思います。
とこんな感じ
長くなったので今回は前編の紹介でした~
ではまた!