どうもこんばんは!!(執筆時)
今回は前回の続きです!
じゃんじゃん修理していきます!!
まずはこの子の最大の重症箇所を直していきましょう
この薄くなっている箇所
まずはこの薄さをどうにかしていきますか
使う工具はなんでもいいですがまずはガタガタの面を気を付けながらならしていきます
ある程度の面を整えたら木材をこのサイズに切って貼り付けます
使うのはおなじみのタイトボンド
接着後はCNCを使って端を切り落とし、このままだと面が斜めになっているため
CNCルータを使って面もきれいに整えていきます
小型CNCルーターで面を出してる動画(手動) pic.twitter.com/7KzsiPcMyS
— なちりく (@Natirik_guitar) 2023年8月25日
CNCルーターは固定さえできればこんな感じで無理やり削り平面を出すことができます
これで元の高さとほぼ同等まで戻すことができました。
(ちょっとぶつけて傷がorz)
こう見るとほんと深くまで削られていたことがわかりますね
お次はこのリアピックアップの穴
これに対してはいくつか方法はありますが
おそらく一番楽な方法、とりあえずパテで塞ぐをします!
使うのはこのパテ
木材をくっつけて埋める方法もありますが、リアPUの穴は強度はそこまで必要なく
導電塗料を塗る壁さえあればいいので今回は簡単なパテを使用
埋めて、固まるまで待って、そのあと削るだけ!
ちなみに固まった後は軽く押してもびくともしませんせんでした
そしたら導電塗料をぬりぬり
お次はネックジョイントを
ここは電動ドリルでまず5mmに拡張
その後5mmに近いメイプル丸棒をどっかしらで買ってきて
これまたタイトボンドでセッチャコ
その後は平面にならして3.5mmのドリルで穴開け
一応穴あけする前に位置を確認するためネックを取り付け、
センターを軽く出し、つけたまま電動ドリルで穴開けというやり方をしました。
さて修理も最終段階
これで基本的なギターとしては使えるようになったのであとは電装系の取り付け
Killerと言ったらこれ
ちなみにセンターピックアップは純正品は市販されていなかったため
コスパの良いシングルハムGotoh Twin-Railを採用
ちなみにこれ薄い左がLQ-500で厚い方がDynabite
これ施行後なのですが両方のポールピースを交換してます
LQ-500の方が短かったので交換・・・でもこれでもまだ長いみたいで・・・
はい。もう切りましたポールピース
聞いたところ、当時のKillerもオリジナルでポールピースは切断されていたみたいです
配線はこんな感じで、以前にパッシブ⇒アクティブに変えたパーツが残っていたので
それを流用して取り付け
スイッチもオリジナルのパーツが残っていたのでそれを
配線は公開されていなかったのでオリジナルと同じ挙動するように自分で考えました
コイルタップ/ノーマル/ダイレクトになってます
長そうなのでこれはまた今度解説しますか。
弦を取り付けて完成!!
弦は10-46を張ってネックは問題なく真っすぐ目になりました!!
個人的にはバーズアイは強度高めでフロイド系で09-42張ってると逆ぞり気味になりやすい気がします。
では簡単に弾いてみたので
リペアしたKiller KG-Scaryを弾いてみた
— なちりく (@Natirik_guitar) September 25, 2023
演奏フレーズはガバガバなので気にしないでください
いつものA45Pro+Amperoに今回はBOSSのDS-1で音作り pic.twitter.com/aHe85eTvW3
いや~これなんでもできるようないつもの音作りでセッティングしてたのですが
弾いた感じすごいアタックのある硬質な感じ
10-46を張っている関係かすごいゴリっとしたというか
後はディープインサートジョイント、べた付けフロイドのおかげかすごい芯のあるギターです。
3°Angledは久々に弾きましたが個人的には弾きやすくて好きです
下部から見るとわかりやすいですが斜めの傾斜が
後はトレモロスプリングのキャビティも斜め、全部斜めになってます
ただ、調整してて思ったのですが
弦高がいっこうに下がらない・・・一応1弦1.5mmまではいけますがそれ以上は無理
ネックは真っすぐです。何故・・・?
とおもって調べてみたら
初期のKillerは弦高がそこまで下がらないとの情報が!
ということでもうシムを適当に入れました
ディープインサートジョイントなのでフロントまでのサイズで厚紙をIN
・・・とこれで1.2mmぐらいまで下げれたので満足!
弾きやすい!完成!終わり!
ではまた!