どうもこんにちは!
今回は最近購入したエフェクターの紹介
主役はこちら!
idea sound product IDEA-FZG ver.1
idea sound productさんは割と最近目(2018年)に活動を開始した個人工房さん
モデルがいくつかありますがどれも黒い筐体がとてもかっこいいですね~
古いエフェクターをモダンにアレンジした製品が多く
今回紹介する IDEA-FZGはTONE BENDER系がもとになっているみたい
ではでは詳細を
IDEA-FZGは2019年に登場したIDEA-FZXのゲルマニウムトランジスタ搭載モデル
このFZXはVintage Tone Benderをもとにモダン要素を加え、さらに改造Marshall系のサウンドも意識されてるそう
そのトランジスタをゲルマニウムに置き換えており、FZXの特徴でもあったバッファ部にもトランジスタを採用
なのでトランジスタ数は合計3つ・・・
バッファを抜かすと2つなので大元を辿るならTONE BENDERのMK1.5とかですかね
ちなみに使用トランジスタはMP20B
ロシア系のUFOっぽい見た目のトランジスタ
調べてみるとFUZZに適したトランジスタの一つみたい
電源はDC9V ACアダプター(センターマイナス)、電池は使えません
PNPトランジスタですがセンターマイナスでも動作します
自分はまだ勉強中ですがPNPトランジスタをネガティブグラウンドで動作する回路とかも作れるようで(これが関係あるかはわかりませんが)
普通のパワーサプライ(完全独立ではない)でも使えました
スイッチは上面がバイアス切り替えスイッチ側面がバッファのON/OFFです
バイアス切り替えの詳細は音出し動画の後で書きますか
バッファはエフェクト自体をオンにしたらかかります
なのでエフェクターはトゥルーバイパス
では音出し動画があるのでご参考に~
最初に弾いたファーストインプレッション(バイアススイッチ↓)は・・・
ん!すごい使いやすい!
モダンというだけあってスムーズな歪でもちゃんとFUZZっぽさがある
そして音が太い!
最初シングルコイルのストラトで弾きましたが、とても音圧があって良い感じです
そしてゲイン幅が広め
ゲインを下げてもしっかり音の芯があって上げるとFUZZらしい音圧が加わってくる
8-10あたりから歪の質感がぐわっと変わる感じがします
TONEの効きは控えめですが絞るとダークな印象、上げると煌びやかな感じ
どのポジションでもいきすぎずに使えるサウンドでこのつまみは結構使いやすいです
(動画の3:30あたりでいじってます)
ちゃんとギターボリュームの追従もよく、手元での変化もばっちりです
では重要ポイントのスイッチ類
まずはバイアス切り替えスイッチ
このバイアスうんぬんは書くと長くなるので割愛して
FUZZでバイアスというと
FUZZ FACE Mini FFM2の中についているトリムとかのこと
トランジスタの動作点を変えることができ
わかりやすいのはこの動画でしょうか
FUZZ FACE作ったことがあればわかりますが、このバイアス切り替えは正直沼です
なのでスイッチなのは個人的に使いやすいって思ってます。
んでんで今回のFZGだと・・・
個人的な印象としては
上・・・中くらい ビンテージ感
真ん中・・・低い ゲートかかったぶちぶち感
下・・・高い モダン感
といった感じ
下はスムーズな歪で使いやすい、スムーズすぎてオーバードライブの代わりでも使えそう
真ん中飛ばして・・・上は程よくゲート感がありTONEを上げ目にするとビンテージっぽい印象を受けました。
ここが一番ゲルマニウム感があるというか
そして下、これはがっつりゲートがかかってすごいぶちぶち言います
最初に弾いたときは真っ先にJack White氏のLazarettoを思い浮かべました
ぶちぶちしてますが音自体はしっかりしてるので使いこなせたらカッコイイな~って
最後にバッファスイッチ
ここのバッファにもゲルマニウムトランジスタが使われており電圧は8.47Vで固定
ONにすると音が一気にはっきりと輪郭のある感じに変わります
(このバッファで挙動がすごい変わるので最初は結構困惑しました)
結構ノイズが乗るのでゲインは低めからセッティングした方がよさそう
ONの状態だとTONEの効きもよりはっきりした感じになります
FZXにはパワー管をドライブさせたようなサウンドとありますが
まさにそんな感じのサウンド
今回マーシャル系のアンプをつないでるのであれですが
ギャリっとした感じが前に出て・・・
全く別のドライブペダルを使ってる印象を受けました
バッファONにしてると
ストラトですがTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT弾きたくなったり
ハムバッカーでトーン下げ目にしたらハードロックもいけそうな・・・
スイッチの挙動にはなれる必要がありますが、とても多彩なFUZZペダルだと思いました
では今回はここらへんで~