今回紹介するのはこちらのスイッチャー
One Control Salamandra Tail Loopです。
サイズからわかる通り、従来の横長スイッチャーと違い
コンパクトエフェクターのサイズに近い四角型のスイッチャーになります
しかもこのサイズながプログラム機能が搭載しているので
2個のエフェクターを同時に切り替えたりができます
例えばエフェクターで歪みを作る場合は
1ブースター、2オーバードライブ、3ディストーション
みたいにして一回スイッチを押すだけで
2on 3off→2off 3on
1off 2off 3on→1on 2on 3off
とかもできます
空間系エフェクターの切り替えにもいいですね
あと何気にすごいのが
1→2→3の順番に流れていく設定だけでなく
2→1→3や3→1→2など
LOOPの順番を自由にかえることができます
なのでブースターを歪みをブーストするか、音量をブーストするかや
空間系エフェクターを歪み前にするか後にするかなどLOOPに入れたまま選べます。
この機能は意外とハイエンドなスイッチャーにしかついてないイメージでしたので結構嬉しい機能です。
ただすぐに操作できるスイッチが下二つのため
ライブを考えると
左スイッチを押したままスタート
右で音色をかえる
また左を押して元に戻す
くらいしかできないため多くの切り替えができません
なのでプログラムの説明をすると
2プログラムx4バンクx2レーンとなっており
この2プログラムが下の2つのスイッチで操作でき
4バンクは右上のスイッチ ここを踏むたびに1→2→3→4と変わっていきます
2レーンが右上のスイッチを長押しで1レーン目と2レーン目を選択できます
1レーンに入ってる4バンク分 その中の2プログラムを下二つのスイッチで操作ということです
なので一曲で音色をなんかも変えたいという方にはあまりお勧めできないスイッチャーですかね
ちなみにスイッチオフの状態でバイパス(何も通らない状態)になります
自分の用途はソロの時にブースター+ディレイを同時にオンにするため使用してます
操作は結構簡単、液晶下のスイッチでLOOPを選ぶだけ、保存はそのままで勝手にされてました
使ってみた感じ、電源を入れたばかりだと切り替え時のノイズを感じましたが
スイッチを押して操作を何回かしていくと次第に気にならなくなりました。
スペックは以下の通り
サイズ:110×115×60mm
重さ:約400g 実際に測ると406gでした
電源:センターマイナス9v 容量max160mA
(計測すると全プログラムをオン、バッファオンで130mAでした)
LOOP:1・2・3・Tuner out
プログラム数:2x4x2の16
その他:BJF BUFFER 、Lock機能
とこんな感じ
サイズは横がBOSSコン2個分弱、縦は少し小さめ
個人的にはセンターマイナス9vで動くのがありがたいところ
意外とスイッチャーはセンタープラスだったり12vだったりとパワーサプライ次第なところがありますが、これは最近のパワーサプライだと大体使える容量です
(デジタル機器なんで格出力が独立型の方が推奨ですかね)
Bufferも人気の高いBJFのもの
ただ搭載しているのではなく、設定でバイパス時にオンにするか、プログラムをオンにした時にもバッファをオンにするかなど設定ができます。
Tunerアウト、MUTEスイッチがついているのもいいですね
ただ、他のプログラムスイッチャーと比べると
スイッチが少ないので、通常スイッチャーのように使える機能がないです
なので音色を試したい場合は液晶下スイッチでその都度エフェクトを呼び出す必要があります。
LOCK機能はオンにすると液晶下の選択ボタンが機能しなくなり
誤作動が防止できます(他PGMスイッチなどは普通に動く)
日本語説明書がなかったので簡単な操作動画作ったので参考にどうぞ
使ってみた感じは小規模なボードの人用な感じ
この曲だけ同時のオンオフが必要だったり
あとはギターボーカルやベーシストなど一曲に音色をそんなにかえない方にお勧めな感じのスイッチャーですかね。
調べた感じ生産完了でしょうか・・・
今回は以上。