今回紹介するペダルはこちらのジャンクションボックス
Otodel Audio Junction Box -Type n+Buffer-【AJB+】
です。
Otodelさんは日本のハンドメイドエフェクターブランド
Otodel名義だとブースターやスイッチャーといったシンプルなものから
スライサーや昇圧回路といったものまで出ています。
製造協力商品を見るとFUZZの回路なんかも制作しているみたいです。
今回はジャンクションボックス・・・
ただのジャンクションボックスではなく、バッファー回路を搭載したモデルです。
初段にバッファーを置くことで、ギターのハイインピーダンス信号をノイズ、劣化に強いローインピーダンス信号に変えることができ、その後に繋ぐエフェクター、シールドの劣化を気にすることなくエフェクターボードを組むことができます
サイズはよくあるコンパクトサイズのエフェクターと同様の大きさ
縦が94mm
横が約39mm
高さが約37mm
重さは約123gでした(背面にベルクロ貼りつけ)
こういった初段に載せるバッファーは大体ナチュラルな音質
個人的な意見ですが、ナチュラルな音質でも信号自体が元気になるため、
その後の歪みの効きがいい感じになってるな〜ということが多いです。
この内臓バッファーもあまり味付けがなく、ナチュラルな印象
サイズは小型のままINとOUTにバッファーをかけることができます。
中を開けるとこんな感じでオン、オフできます。
このペダルを選択した最大の利点は、このサイズでDCスルーが搭載しているところ
バッファーを内臓しているため、電源供給が必要となります。
自分のボードは電源がかつかつですので一個でも電源枠が開くのはとてもありがたい
そして、OtodelさんはDC電源にも拘っているらしく
9vTHRUには電源リップルノイズ軽減回路を搭載
MAXが300mAなので液晶がないデジタルエフェクターなんかもここで供給ができると
コンパクトながら非常に考えられたエフェクターだと思います。
あとは、電源部、SEND端子部がまとまっているところも良いですね。
DC入力が別サイドにあると出っ張っちゃって見栄えが悪くなったりするんですよ・・・
今回は以上!