今回紹介するのはこちらのエフェクター
MAXON AD-9 Vintageです。
前に書いたCP-101同様古いMaxonのエフェクターになります
カタログを見るとおそらく1982年登場のエフェクター
スイッチが今もあるIbanez TS-9とかでも見るタイプのスイッチですね
(カタログによると「Q-1」FET式電子スイッチらしい )
Maxonでも当時OD-9が発売されており、その時代のもの
現行品だとAD-9Proにかわっております
今回のAD-9はAnalog Delayの略でしょう
ディレイパーツにBBD素子を使ったエフェクター
ディレイタイムは10msec~300msec
最近のアナログディレイだともっと長いものもありますが、
アナログディレイの用途だと必要十分のディレイタイムです。
(AD-9Proは450、BOSS DM-2Wのカスタムは800)
BBD素子、内臓パーツはMN3205とMN3102を使用
調べてみるとビンテージのBOSS DM-2の後期型には同様のパーツが使われてたみたい
なんか基板背面にはダイオードらしきものが取り付けられてありました
ネットの画像を調べた感じ、他のにもついていたのでオリジナルでしょうか・・・
あとはコンパクトサイズ初の2アウトプットらしいです(OUTとDRY OUT)
それと入出力のレベルが1:1らしく
ディレイレベルをフルでノーマル音と同じになるみたい。
これは基本的な9vで動作します。
前のMaxonは18vとかあったので(AD-80)・・・
動画撮ってみたので参考にぜひ
個人的には結構あっさり目なアナログディレイに感じました。
変に味付けがないので現代でも使えそうなサウンド
アナログディレイらしい自然な減衰感もしっかりとあります。
あとはちゃんと発信もします。楽しい(小並感)
今回は以上。