今回は自分が所有しているストラトキャスタータイプのギターを紹介します。
Blade R4
おそらく90年台の日本製エレキギターです。
このブランド実はスイスのもの
Gary Levinsonという方が立ち上げたみたいです。
ちょこっと情報を調べた感じですと
1964年、Gary Levinsonがギターの修理を開始
応用科学と自然科学における複数の大学の学位が活かされているらしい
1977年、彼はスイスに工房を開業
1982年、革新的なピックアップ・システムとポジション・デシジョン・プロファイル・ネックを採用した一連のプロトタイプを発表し、Bladeギター・ラインの基礎を固める
1987年1月、製造パートナーとの提携により、Bladeプログラムを世界規模で開始
1990年には、Bladeはヨーロッパで最も売れているカスタムハイエンドギターとなり、世界の一流プレイヤーの多くから支持されるようになりました。
2000年代のサイトを掘り起こして翻訳してみました。
おおよそ日本で作られ始めたのが1987年ごろ
おそらく80後半から2000年くらいまででしょうか
実は今でもブランド自体は残っているみたいです
日本での展開はしてないみたいですね
値段からして2000ドルいないのが多い感じですのでアジア製造とかでしょうか・・・
基本的に日本で購入できる中古のBladeギターは日本製だと思います。
(たまーにスイス製とか見るけど、噂だと韓国製もあるらしい・・・)
多分Fヘッドは日本製だと・・・いいなぁ
たまに違う形、オリジナルヘッドのBladeも見たことありますが、情報が少ない・・・
まぁ製造パートナーとの提携ってあるのでスイス製はあったとしても激レアでしょうね
自分のはアッシュボディ、ファルコントレモロ、スパーゼルペグというスペックから
Blade R4で間違いないでしょう
他にもファルコントレモロなしのR1からR2
ボディがソフトメイプルのR3
マホガニーとかウォルナットボディ、フレイムトップを使ってるらしいR6
なんかもあるみたいです。
自分の見たカタログだと定価は148000
90年代のギターとしてはなかなかの価格ですね
作りもとても良いです。
ネットで調べるとディバイザーやTUNEで作られていたみたい
年代によってはMOMOSEの刻印がジョイントにあるらしい
このギターの気に入っている点はとにかく弾きやすいこと
ネックが細目で、平ため10Rのラディアスに大きめのフレット
サドルもローラーでロックペグ、チューニングも狂いづらく使っていて楽です。
他の特徴としては、
高さの買えることのできるストリングガイド
アクティブコントロールのVSCサーキット
ネックを外さなくてもホイールがあってロッド調整が可能
※自分のは外されてホイールないです・・・
このVSCはboost-off-EQと3つの切り替えができるので結構便利です
ピックアップはオリジナルのパッシブタイプ
自分は購入時に変えられていたので今はtexas specialを搭載
いろいろできて面白いギターです。
機能を簡易録音してみましたのでご参考に
Bladeギターに搭載されているファルコントレモロとVSCコントロールの簡易録音
— なちりく (@Natirik_guitar) October 19, 2022
VSCはboost-off-EQと切り替え可能
ブリッジは最近のVega-TremでVSCはKardianのキャラクターモジュールみたいな感じです
時代を先取りしすぎたか… pic.twitter.com/CDw0oQIDOp